台湾ASUSは17日(現地時間)、台湾台北市内で新世代スマートフォン「ZenFone 4」シリーズの製品発表会を開催している。
事前に配られた製品カタログによると、ZenFone 4シリーズは全モデルトリプルカメラ構成となっている。また、ディスプレイサイズはすべて5.5型で共通となった。
主だった製品ラインナップは、メインストリーム向けの「ZenFone 4」、Snapdragon 835搭載のハイエンドモデル「ZenFone 4 Pro」、セルフィー(自撮り)に特化した「ZenFone 4 Selfie」、その上位版にあたる「ZenFone 4 Selfie Pro」、そして5,000mAhのバッテリを搭載した「ZenFone 4 Max Pro」の5製品。
ZenFone 4はSnapdragon 660または630(ともに8コア)を搭載し、前世代から性能が向上。ディスプレイはフルHD(1,920×1,080ドット)IPS液晶パネルで、メモリは6GBまたは4GBで、ストレージは64GB。35mm換算で25mm相当/F1.8のメインカメラは、1,200万画素のソニーIMX362センサーを採用。背面のセカンドカメラとして120度の画角をカバーする800万画素のカメラも備える。
ZenFone 4 ProはSnapdragon 835(8コア)を搭載したハイエンド機。メモリは6GB、ストレージは128GBと、上位にふさわしい構成。液晶はフルHDのAMOLEDを採用する。背面カメラはメインがF1.7明るいレンズを備えたソニーIMX362センサー、セカンドカメラはその2倍の焦点距離をもったソニーIMX351センサーとなっている。独自のイメージエンジン「SuperPixel Engine」も備える。
ZenFone 4 SelfieはSnapdragon 430を搭載した自撮り向けモデル。メモリは4GB、ストレージは64GB。注目の前面カメラはF2のレンズを備えた2,000万画素。さらに、120度の広角をサポートするもう1つの前面カメラを備える。
ZenFone 4 Selfie Proは上位版にあたり、SoCをSnapdragon 625に変更し、フルHD対応の5.5型AMOLEDディスプレイとなっている。メモリとストレージは共通。前面メインカメラはソニーIMX362を使い、2,400万画素となっている。さらに120度の画角をカバーする前面セカンドカメラも搭載する。
ZenFone 4 Max ProはWi-Fiブラウジングで約26時間の連続稼働が可能な大容量バッテリモデル。ディスプレイは720×1,280ドットのIPS液晶。SoCはSnapdragon 425または430、メモリは3GB、ストレージは32GB。背面カメラはメインカメラが1,600万画素センサーで、さらに120度の画角をカバーするセカンドカメラも搭載する。
現在、発表会が行なわれており、詳細は追ってお伝えする。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1075988.html
中国ネット通販最大手のアリババ集団(浙江省)は来春にも、日本でスマートフォン(スマホ)を使った電子決済サービスを始める。入金したスマホのアプリで買い物ができるようにする。中国で提供する「支付宝(アリペイ)」と同じ仕組みを日本人向けに展開、3年内に1千万人の利用を目指す。日本のスマホ決済市場の起爆剤になる可能性がある。
中国はスマホによる決済が世界で最も普及しており、アリペイと騰訊控股(テンセント…
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ15HOD_V10C17A8MM8000/
みずほ、三井住友、三井住友信託の主要3行は経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)に金融支援を実施する。総額1100億円の融資枠を設ける方針で、JDIと近く契約を結ぶ。支援と引き換えに、構造改革の実施で赤字体質からの脱却を求める構えだ。将来の成長資金を確保するためJDIは1000億円以上にのぼる外部資本の導入を検討する。
JDIは国内外の工場再編や早期退職の募集を柱とする再建策を9日に公表する…
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO19634820T00C17A8EE9000/
10代女子の約半数は「自分が使うスマートフォンの通信キャリアが分からない」──GMOメディアがこのほど実施した「格安SIM/格安スマホに関する調査」で、こんな結果が出た。
調査は6月27日~7月10日、スマホを持つ10代女子1367人を対象にネット上で実施した。回答者の約50%が中学生、約45%が高校生。OS別に見るとiPhoneが約59.3%、Android端末が約38.0%だった。
約56.7%が「格安SIM/格安スマホがどういうものか分からない」と回答。実際に格安スマホを利用しているのは約8.0%にとどまった。利用理由は「親から言われて」(約58.2%)が最も多かった。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1708/02/news112.html
ソニーネットワークコミュニケーションズ(東京・品川)は1日、格安スマートフォン「ニューロモバイル」で、データ通信容量が足りなくなった際に翌月の分を「前借り」して利用できる新たなプランを追加したと発表した。顧客を直接訪問しスマホの操作方法を教える有料のオプションも用意した。大手から格安スマホへ乗り換える利用者を中心に顧客を獲得する。
都内で開いた会見で、モバイル事業部門ビジネス開発部の細井邦俊部長は「とにかくシンプルで分かりやすいプランでアピールしたい」と話した。かけ放題の時間を5分から10分に延長するなど、プランの内容を手厚くする。ただ、ソニーグループとしての連携については「まだ発表できるものは無い」(細井氏)と述べるにとどめた。
格安スマホ事業は料金に加え、顧客への保証などサービス内容の競争も激しくなっている。薄利多売のビジネスだけに、顧客数の拡大も求められる。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ01H5R_R00C17A8000000/
通信の使用量が契約した料金プランよりも少ない人が多いことから、NTTドコモなど携帯大手3社に対して、スマホのプッシュ通知機能で契約時の通信量と使用量に差があることを知らせる仕組みの導入を促す考えを明らかにした。契約者に利用実態に合った料金プランを契約してもらうことで、料金負担軽減につなげる考えだ。
総務省が公表した携帯3社のデータ使用量の資料によると、契約者の半数が毎月のデータ通信量が2ギガ(ギガは10億)バイト未満だが、2ギガバイト以下の料金プランを契約している人は2割にとどまっている。同省の富永昌彦総合通信基盤局長は「契約と実際の使用量のギャップを解消して負担軽減ができないか、年度内に必要な措置を検討する」と述べた。
ギャップがあることを契約者に知らせる具体的な方法について、富永氏は年度内に総務省と携帯大手で協議を進めるとした上で、「プッシュ通知で(契約者に)お知らせすることなどが、携帯事業者からアイデアとして出てくれば」と述べた。
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/170705/mca1707050500007-n1.htm
スマートフォンを触らず机の隅に放っておいただけでもメールやSNSの通知が次々と飛び込んできて仕事や勉強が手につかない……という経験をしたことがある人も多いと思いますが、最新の研究では、例え電源が入っていなくても「スマートフォンがそこにあるだけ」で人間の脳の処理能力が消費され、仕事や勉強のパフォーマンスを低下させる影響があることが明らかになってきています。
Brain Drain: The Mere Presence of One’s Own Smartphone Reduces Available Cognitive Capacity: Journal of the Association for Consumer Research: Vol 2, No 2
http://www.journals.uchicago.edu/doi/abs/10.1086/691462
The mere presence of your smartphone reduces brain power, study shows
https://medicalxpress.com/news/2017-06-mere-presence-smartphone-brain-power.html?utm_source=tabs&utm_medium=link&utm_campaign=story-tabs
テキサス大学オースティン校のビジネススクールである「マコームズ・スクール・オブ・ビジネス」のエイドリアン・ワード教授らの研究チームは、800人のスマートフォンユーザーを対象に、例え実際に使用していなくてもスマートフォンが身の近くにあるだけでどのような影響を与えるのかを調査する実験を行いました。
実験の1つでは、研究チームは深く集中しないとクリアできない課題を参加者に与え、脳の認知能力がどれほど発揮されているかを確かめています。実験の前には、参加者の中からランダムに選んだ人に対して、スマートフォンを机の上に画面を下にして置く、ポケットに入れる、バッグに入れる、または隣の部屋に置いておく、のいずれかの指示を与えました。また、全ての参加者に対して、スマートフォンをサイレントモードに設定しておくよう指示が行われたとのこと。
その状態で課題に取り組ませたところ、スマートフォンを隣の部屋に置いたグループが最もよい結果を示し、机の上にスマートフォンを置かせたグループが最も悪い結果を残したとのこと。また、ポケットに入れさせたグループとバッグに入れさせたグループは、隣の部屋に置かせたグループよりもやや低い結果を残しています。
研究チームはこの結果から、例え全力で取り組まなければならない課題が与えられていたとしても、自分の近辺にスマートフォンがあるほど意識がそちらに引っ張られ、脳の認知能力の一部が消費されてしまうことが明らかになったと言う見方を示しています。ワード教授は「結果からは、スマートフォンがその存在に気付きやすい位置にあればあるほど、被験者の脳の認知能力が減少することを示す、リニアな傾向があることがわかりました。たとえ、意識的な部分でスマートフォンのことを考えていないとしても、頭の中にある『何かを考えないようにしなければいけない』という脳のプロセスが、脳の認知能力の一部を消費してしまうのです。これは『ブレイン・ドレイン』(脳資源の流出)です」と語っています。
また、同チームが実施した別の実験では、被験者が自分で「スマートフォンに依存している」と考えていることが認知能力にどれほどの影響を与えているのかが調査されています。この調査では、前述の際と同じように参加者に対して課題に取り組ませており、ランダムに「机の上に画面を上にして置く」「ポケットかバッグの中にしまう」「別の部屋に置く」という指示が与えられており、さらに何人かの被験者には「電源をオフにする」という指示も与えられたとのこと。
この実験からは、「自分はスマホ依存症である」と思っている人はそれほど依存が強くないと考えている人に比べて悪い結果を残したことが明らかになっているのですが、その結果が現れたのは、こちらも机の上かポケットまたはバッグの中に置いておかせた場合だけだったとのこと。さらに、ワード教授らは、スマートフォン本体の電源がオンであるかオフであるか、また、机の上で上向きなのか下向きなのかという違いは、結果に大きな違いがなかったことを発見しています。最も大きく作用したのは、スマートフォンが目の前に置かれていたり、すぐに手の届く範囲に保管されているということを知っているときであり、「スマートフォンのことを考えないでおこう」と脳が無意識で考えることが、脳の能力の一部を消費してしまっていることが浮き彫りになっています。
ワード教授は「参加者の意識が散漫になってしまったのは、スマートフォンに通知が届いたからではありません。スマートフォンがただそこにある、それだけで人の認知能力は低下してしまうのです」と語っています。
http://gigazine.net/news/20170628-smartphone-presence-reduce-brain-power/