ドコモが1週間持つスマホ投入へ 震災教訓に開発
http://www.sankeibiz.jp/business/news/131009/bsj1310091925005-n1.htm
NTTドコモが、災害や遭難の際に電池の消耗を大幅に抑える「緊急時長持ちモード」という新機能を備えたスマートフォン(高機能携帯電話)「ギャラクシーJ」を、冬商戦で発売することが9日、分かった。東日本大震災を教訓に、韓国サムスン電子がドコモ専用機種として開発した。
ドコモが10日に開く冬モデル発表会で、価格など詳細を公表する。スマホは高機能な一方で電池の消耗が早いため、大震災では電池切れで連絡が取れなくなるケースも多かった。緊急時モードでは液晶画面を白黒にしたり、使えるアプリ(応用ソフト)を制限したりして、電力消費を通常時の4割程度に抑える。
関係者によると、このスマホは電池の残量が30%程度でも、緊急時モードに切り替えることで1週間近く使うことも可能だという。最低限の通話やインターネット閲覧のほか、災害用伝言板などが使え、安否確認や情報収集に十分対応できるとみている。
「緊急時長持ちモード」では画面が白黒になるスマートフォン「ギャラクシーJ」
サムスン、スマホ値引き ドコモ乗り換えで2万円 好調ソニーに対抗
韓国サムスン電子はNTTドコモ向けスマートフォン(スマホ)の新モデル「ギャラクシーS4」を実質2万円前後値下げした。他社からドコモに乗り換えた購入者に商品券などを渡し、代金を払い戻す。7月末まで実施するが、継続する可能性もあるという。
ドコモ向けではソニーのスマホが価格の安さから販売を大きく伸ばしており、これに対抗する。
端末メーカーが主導し店頭での値引きをするのは珍しい。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD020L0_S3A700C1TJ0000/
(台北 13日 中央社)IT専門調査会社「IDC Japan」が12日に発表した今年第1四半期のスマートフォンの日本国内出荷台数調査によると、メーカー別シェアで台湾の宏達国際電子(HTC)が6.6%と、韓国のサムスン電子を抜いて5位に食い込んだ。
上位4位は上から順に、6期連続首位の米アップル(39.6%)、日本のシャープ(14.6%)、ソニー(13.3%)、富士通(8.3%)。出荷台数は前年同期比4.0%増の681万台だった。
2013/6/13
http://japan.cna.com.tw/news/aall/201306130006.aspx
http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20130612Apr.html
「ドコモのお客様だけが使える」。韓国サムスン電子 無線事業部副社長のイ・ヨンヒ氏は2013年5月16日、都内で開催した説明会で、同社の最新スマートフォン「GALAXY S4」は日本ではNTTドコモだけが取り扱うことを明らかにした
GALAXY Sシリーズの従来機種はKDDIでも販売していた。GALAXY S4は、5月15日のNTTドコモの発表会で同社代表取締役社長の加藤薫氏が「ドコモの顔」として紹介した“ツートップ”の一翼を担う製品である。
サムスン電子は3月14日に米国・ニューヨークで開催したGALAXY S4の発表会を皮切りに、世界10都市で同製品の機能などを説明する「GALAXY S4 WORLD TOUR 2013」を開いてきた。東京はこのツアーの“終着地”に当たる。
イ氏は、「東京をフィナーレの地に選んだのには理由がある」と述べ、「東京は家電やモバイル機器のトレンドセッターであり、世界でも最大規模の成功したモバイル市場である」と続けた。その市場の46%のシェアを握っているのがNTTドコモであり、GALAXY S4は北米や欧州、南米などで「サムスン(のスマートフォン)史上もっとも急速に販売台数を伸ばしている」と説明した後、冒頭の発言を述べた
同説明会にはNTTドコモ プロダクト部長の丸山誠治氏も登壇。2013年度はスマートフォンの販売台数が2012年度よりもさらに21%伸びると述べ、従来の携帯電話からの買い替えや、スマートフォンの買い替えも増えてくるとした。 さらに同氏は、サムスン電子のGALAXYシリーズが2013年3月末で累計500万台超の販売台数を達成したと説明。
特にGALAXY S3の販売台数は単独の機種として100万台を超えたことを明らかにし、GALAXY S4について「もっと大きな販売数を期待している」と語った。図32013年度はスマートフォンの販売数が2012年度よりもさらに21%伸びると説明するNTTドコモ プロダクト部長の丸山誠治氏
MM総研の調査によると、日本におけるスマートフォンのメーカー別出荷台数シェア(2012年度)においてサムスン電子は第5位。世界の携帯電話販売台数シェアのトップ(2013年第1四半期、米ガートナーの調査)である同社にとって、日本は何としても成功を収めたい市場である。「テレビCMの量は(前機種の)1.5倍に増やす」(サムスン電子ジャパン 専務の石井圭介氏)など、これまで以上にGALAXY S4はマーケティングにも力を入れるとした。
(ITpro 大谷晃司)
[ITpro 2013年5月16日掲載
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1602J_W3A510C1000000/